便秘と寒気の関係性

寒気というと、風邪を連想する方は多いのではないでしょうか？

寒気がしたからといって便秘が関連していると即座に思いつく人は少ないでしょう。

しかし、実をいうと「便秘と寒気」は関係があるとされています。

その理由として第一に挙げるなら、便秘になることで体内に「毒素」や「老廃物」が残ってしまい、残留し続けることで「血行不良」に繋がってしまうからです。

周知の通り、体内の熱は「血液」が運びます。

ですから、血液の流れが悪くなると、必然的に体温も低下してしまうわけですね。

自律神経の乱れが生じると、風邪をひくことが多くなります。

実は、便秘も自律神経の乱れによって起きますから、結果として、風邪と併発することもよくあるのです。

便秘を伴う風邪をひいてしまった場合は、風邪ウイルスによる吐き気や嘔吐があり、寒気を伴うことも多いです。

その場合の対処法として、まずは風邪を治すことを最優先で考えると良いでしょう。

寒気が、便秘の老廃物が体内に溜まってしまうことで引き起こされているケースでは、まず老廃物をどうにかしていく必要が出てきます。

そこで、解消法として挙げられるのは、そもそもの原因である便秘を解消することでしょう。

便秘解消には、まずは「食物繊維」を摂ることが基本です、

ただし、押さえておきたいのは、食物繊維は体内で溶けにくい「不溶性」と溶けやすい「水溶性」に分かれていることです。

この「不溶性」と「水溶性」を含む食品は、それぞれ分かれているケースや、その両方を含むタイプなど様々あります。

なので、ただ食物繊維を摂ればいいというわけではありません。

特に「不溶性」に分類される食品は、溶けにくい性質もあって、便秘の新たな原因となることもありますから、その点だけはご注意ください。